気のいい熱海。しみじみ美味い、「まご茶亭」のまご茶漬け

熱海は、20代の時、当時よくしていただいていたオッチャン連中と芸者遊びをしに行ったきり、40代になるまで、行かなかったんですが、最近、どんどん好きになってきました。

 

これも、年を取ったせいでしょうか。

 

でも、熱海もずいぶん変わって、今また、どんどん変わろうとしています。

あまり、良くなっている気がしないのは、俺だけかなあ・・・。

 

大好きだった蓬莱も、星野になってしまって、別に星野がどうこう言う気はないですが、それ以来、行ってません。

 

最後に、蓬莱に行ったとき、大女将までがお見送りして下さって、そんなことはなかったのに、どうなさったのだろう・・・?と思ったら、すぐに星野になってしまった・・・。

 

そう言えば、熱海百万石も星野になっちゃって、この2つ、実は最後に連泊したのですよ。

 

その時、俺は、生きていても仕方ないと思っていた時で、ダメダメダメ!と気分を変えようと旅に出て、どうせ行くならと、金曜の夜、仕事帰りに新幹線に乗り、熱海百万石に泊まり、翌日は蓬莱に泊まったのでした。

 

どちらも、崖っぷちにありますからね。死にたいと思っている人が行くところじゃないんですが、熱海百万石のテラスから、大きな鷲が飛んできて、とても心を癒されて、それからもう数年、まだ生きてます。

 

蓬莱の温泉「走り湯」

うーん。なぜその2つ共が星野に・・・、何かを感じるなあ・・・。

 

と、言うことで、変わってしまったものを嘆くだけが、このブログではないので、ポジティブに。

 

つまりは、熱海というところは、なにか、心を癒す気があるんですよね。

 

何百年も、人気のリゾートですから。

 

でも、毎回、行く度に、どこで昼飯を食おうか、本当に悩んでしまいます。

 

昭和の時代に、お客取り込み型の大型ホテルにしちゃいましたからね。わざわざ行きたくなるようなレストランがなかなかありません。

 

いつもは、干物屋の釜鶴がやっている、天ぷら屋に行くんですが、とてもいい天ぷら屋ですけど、毎回なので、今度は違うところへと思いながら、ぶらぶらしてました。

 

そう言えば、その天ぷら屋、天ぷら鶴吉というんですが、ここの大将は、大阪ウエスティンの天ぷら「はなの」ご出身なのですよ。小さなお店ですが、腕はいいです。

 

犬も歩けば棒にあたる。

検番のすぐ隣に、まご茶漬けと書いてある、お店を発見!

まご茶漬けが何だか、さっぱりわかりませんでしたが、入ってみようと。

まご茶漬けとは、マグロのづけをお茶漬けにするものでした。

うーん、知ってたら敢えては選ばないメニューかもと思いながらも、まご茶漬けを注文。

 



でも、添え物の漬物と、薬味の海苔、白髪ねぎ、ワサビが先に出てきたのですが、どれも、本物だったので、期待度が増しました。

こういうの、絶対に大切ですよね。

さて、まご茶漬けですが、めちゃくちゃ美味しい!

 

想像していた味とは、全然違って、全く臭みがなく、出汁もちゃんととってあって、料理人の顔が見えるようです。


お店は、女将が1人でやってらしたのですが、とてもその方がお作りになったとは思えませんでした(ごめんなさい!)

本物の料理というのでしょうか。そういう味です。

 

そう言えば、岸朝子さんが紹介なさった記事が、店内にありました。

 

まご茶漬け自体は、俺が知らなかっただけで、決して珍しいものではないようですが、これは、みなさん、熱海に来たら是非。

 

ただし、若い方には、コスパが悪いかなあ・・・。お茶漬けだから、量的に足らないかも知れないですね。



その後、他所でも食べてみましたが、ここのが一番美味いです。これは本当。俺的には3つ星。何も言うことはございません。

女将にお伺いしたら、山木旅館の元女将だったそうです。若夫婦に旅館経営は譲り、まご茶亭をなさっているそうです。

 

まぐろ選ぶのも、なかなか大変なのよと、おっしゃっていました。まぐろのことは詳しくないですが、きっと、そうなのでしょう。本当に美味しかったですもん。


ご馳走様。どうぞ、お元気で。また、かならず伺います!

関連記事

  1. 麺のこし

  2. 記憶の引き金~プルーストと石川セリと河原決明

  3. GODZILLA

  4. Wish you were hereとチェリーパイ

  5. 1/3「病院坂の首縊りの家」横溝正史原作・市川崑監督 Pt.1

  6. 武蔵小山 天ぷら ハトヤ

  7. スリランカと真っ赤な鞄と横須賀サンセット・サンライズ

  8. 母の香水とピレネー山脈とちっちゃな汽車ぽっぽ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 最初の記憶

    2022.07.13

カテゴリー